先日、「世田谷たんそへらし隊」の情報収集活動で港区へ行ってきました。世田谷区の脱炭素先行地域への応募案がどうもぱっとしないね、という話から、他の自治体の脱炭素やエネルギーシフトの取組みを知りたくなりました。

FBでもといた会社とつながっていたご縁で太陽光発電の会社を紹介してもらえることになり、今回のアポが実現。

5人しかいないメンバーが、平日何人集まれるかいつも心配だが、4人参加出来ました。

 

今回は「脱炭素先行地域」の応募に関して、近い規模の自治体がどのような取り組みをしているかを教えて頂きました。

事例の1つは宇都宮市。宇都宮市東側の発展をもくろむ公共交通機関LRTの沿線を対象区域として太陽光発電や蓄電池を推進する。EVバスも導入する。交通網の拡大≒まちづくりであることを具現化したような計画です。

世田谷区は東急電鉄、小田急電鉄があるし、交通不便地域も点在しておりコミュニティバスの計画が持ち上がっている、素地はあるはずなのですが。

「脱炭素まちづくりは交通から」と実感しました。

 

もう一つは千葉市。ここは「行きたい」「住みたい」「安心できる」をキーワードに、子育て世帯の定住増、そのためのレリジエンスの強化(災害時対応)を狙っている。世田谷区と似ています。

千葉市においては、熊谷市長時代のトップダウンと、房総半島台風の経験が奏功しているそうです。

 

世田谷区はポテンシャルはあるのに、緑は環境、公共事業は施設営繕、校舎は教育委員会、ごみ処理はリサイクル…とタテワリなのが問題、脱炭素特命プロジェクトでも作り横ぐしを刺さないと…と、焦りを感じました。

脱炭素先行地域の応募を終えてからが勝負かもしれません?!

 

帰りに、メンバーの一人が勤め人時代に好きだったという「味芳斎」でレバニラ定食ランチ。臭みのないレバーと、さっと強火を通しただけのニラが絶品でした。

 

ロゴが決まりました。