先週末は所属している消防団で、箱根湯本一泊研修、初参加。場所はOL時代に仲間と行ったこともある河鹿荘。目の前に川が流れせせらぎが聴こえる立地は今も変わらずです。女子どうしだとそんなにお酒は飲まないが、布団に入ってからも恋バナが続いてなかなか寝られなかった記憶があります。

カリキュラムは、分団長が参加した神戸の震災の振り返り研修を伝達するかたちで受講し、新聞スリッパの作り方を教わったりしました。

消防団の伝統のようですが、必ず芸者さん(地元ならコンパニオン)を呼ぶ。さぞ高齢者が出てくるのかと思いきや、30歳なるやならずの若い芸者さんたちもいて驚きました。福島や青森出身の女性たちが就職先として来るのだとか。着物の美しさはもちろん、島田の鬘こそつけていないが仲居さんともCAとも違う髪の結いかたに華やかさを感じます。(一緒に写真撮りたかった、ざんねん!)

「お客さんにお酒を勧められたら?」

「私は大丈夫なのでいただくし、お酒に弱い娘は最初から勧められそうな席に配置しないとか、配慮されています」

カラオケにも一緒に来てくれ、流行の歌を歌ってくれる。もちろん踊りなど芸事の稽古もあるそうで、温泉旅館には日本の伝統文化がしっかり継承されていると感心しました。インバウンドも盛り上がるでしょう。

 

翌日、家族への土産を買おうと思ったら干物が不当にお高い(Ex.赤魚2尾1700円)のでジビエにしてみました。ジビエのお土産セット、昔はなかったよね?猪肉のぼたん鍋セットと、鹿のソテー肉。野生のを漁師さんが打ってさばいてここにあるのかと、ちょっと感動。

 

夕食にしましたジビエの感想。ぼたん鍋は猪肉のみそ味鍋です。セットは3人にはやや足りないので、汁はネットのレシピをみて増量、豚の肩肉を足してみた。野菜は白菜、長ネギ、人参、ごぼう、舞茸、豆腐。野生の猪肉は脂肪が少なく赤身、歯ごたえがあり豚肉と鶏の砂肝を足して2で割った感じ。昔の肉はこういう濃い旨味があったな・・・

臭みはなく、猪を食べてから豚を食べるとかえって豚のほうかにおう感じでした。

悩み多き年明けですが、山のめぐみを頂いて猪突猛進で行きますか!

 

鹿肉は冷凍し、どんな味付けでいただくか研究します。