フェイスブックにも広告宣伝が入りますが、その人の検索履歴などからAIが分析し、興味ある分野を送って来るものかと思っていました。が、生まれてこの方脱毛サロンなど行ったことのないいそくみに送られてきた、「キッズ脱毛サロン、世田谷にオープン」。

なんと7歳から対象だという。こういうのは大反対なので「ひどいね」をつけておいたが、その日3回も送ってきました。大丈夫かAI。

 

最近は高校駅伝でも男子のおみ足がツルツルで、息子に聞いたら「陸上部は脱毛、やってるだろうね」。男子器械体操もわき毛ツルツル。毛が生えるのは大人になる象徴だが、今の若者は“大人になりたくない”願望があるのだろうか。

話をキッズ脱毛に戻すと、説明を読むと「毛深いとお友達にからかわれることがあります」…これは、保護者に向かって暗に、いじめに遭わないために脱毛が必要だというアピールなのでしょう。

毛深いから、どもるから、太っているからとからかわないように指導するのが大人の役割のはずだが、こういうところに商機を見出すのがビジネスでもある(ほめていませんよ)

 

子ども自身はお金を持っていないので、脱毛やプチ整形が子どもに流行るのは「みんながやっているから」と子が親に嘆願することから始まるらしい。親が「子どもにはまだ早い」ときっぱり言えなくては、子育てにむだにお金がかかるばかりだ。