夏のTOEICの結果はさんざんで、20年前に比べ100点近く落ちました。履歴書にこのスコアを書くわけにはいかんなあ…というわけでもう一回申し込んで、先週末受けてきました。さあ8月のリベンジなるか?

会場は前回と違い桜美林大学新宿キャンパス。新大久保の駅を降りると中東系の外国人がたくさんいて、異国の香りが漂っています。

席に着くと、企業内の昇格条件なのか、8月のときより40代、50代が多い印象でした。

大学の教室は音響もよく、試験は順調に進んでいたが、リーディングの時間になってハプニングが。後ろの方で何やら大声で騒ぐ受験生がいる…年配のおばさんの声のようです。おそらく肘がぶつかったのなんのというもめ事のようでしたが、文句をつける側だけの声は止まず、試験監督が後ろに走り退場を命じたのでしょう、静かになりました。

 

試験終了後に、責任者だという女性の試験監督から騒動のお詫びと

「騒音で試験が妨げられた、集中できなかったと思う方は挙手をお願いします」という。

いそくみ、野党根性が働いて大きく挙手。全体で挙手したのは半分弱だったが、私は前のほうの席だったので、後ろにもつられて挙手する人はいるだろうと踏んだ。どんなに英語が出来ても、“周囲の出方をみて合わせる”日本人気質は変わらない。

ただ、この時は、協会がデータを取るために人数を数えるのだろうくらいに思っていました。

ところが試験監督「試験を妨げられたと思った方、希望者は5分間の試験延長を認めます。希望しない方は退出できます」と言うではあーりませんか。

色々試験は受けたがこんなの初めて。

結果として挙手していたより多くの人数が残っていたが、驚いたのは、約半数は延長を希望せず帰り始めたこと。同世代の男性もいる。みんな最後まで終わったの?あきらめたの?

思えば学生時代、どんな模試でも早く提出して帰る輩はいたものだ。

 

終わったら外は既に暗く、別の会場でまだ大学受験模試の最中(たぶん最後は英語)である息子のことを思ったのでした。