今度の事務所は朝が早い。早寝早起きして電車に飛び乗ることでせいいっぱいなうちに、もう半月が過ぎてしまいました。

国政の仕事の合間に、時々入ってくる世田谷区の相談事がとても生き生きした、懐かしい情報に感じます。

区議のときからご相談に乗っていた、弦巻の子ども一時預かり施設「ママコトピア」がオープンの運びとなり、現地に行ってきました。

照明スクール時代に製図を教わった建築家の娘さん(保育士)とその友人(看護師)が、自らの子育て経験から「一時預かり施設が足りない!」と、自分たちで作ることを思い立った。世田谷区の保育課に相談するも、区は少子化を見込んで(早すぎるよ)、新しい子育て施設は認可しない、助成もしないという。がっくりしましたが、彼女たちは諦めず、株式会社を設立。弦巻の住宅地の中に空き家物件を見つけてリノベーションした際は、建築家の父上も一役買ったようです。

実際に行ってみると、程よく昭和な感じを残したつくりに中はセンス良くリノベーションされ、居ごこちのよい空間に仕上がっていました。保護者も安心して預けられそうです。

縁側はオーナーが渡航前に自ら造る!

木の柱が見える家って、今は珍しいのでは?

昔の家は収納が充実していますね。ロールスクリーンは映写にも目隠しにも。

「いそださん、お庭で堆肥を使った花壇や家庭菜園を子どもたちに教えてくれませんか?」と。アイデアがどんどん出てきます。

 

プレオープンを告知し、問い合わせも着始めたところで今度は、保育士の彼女にご主人の海外転勤の話が。もちろんついていくも、施設の一室にロールクスリーンをしつらえ、アメリカとつないでヨガ指導など考えているという話でした。

“ピンチをチャンスに変える”お手本のような2人のパワーにただ脱帽です。

 

ママコトピア。施設が軌道にのり、多くのお母さんを助け、子どもたちが育っていく場所となるよう応援したいと思います。